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2025/03/27 23:32

異型のオベサから生まれた良型株とのコントラストがアートな一株です。

佇まいがなんだかグロカワイイといいますか。
ボトムと左の株が異型。
向かって右が良型。

ザラッとした肌感。
この茶色く木質化した部分はこのまま成長することはなく、ヘッドが大きくなるのをずっと支え続けます。

おどろおどろしい見た目。
成長点付近の稜の形もアシンメトリー。
このグチャッとした感じが可愛くもあり愛おしくもあります。

B面です。
こちら面のほうがわりと正統派?
より愛嬌がある見た目です。

ボトム(土台になっている親株)の成長点が潰れたことで新たに生まれてきた二頭なのか?
それとも良型の方だけ後から生まれてきたのか?
株全体の形状を見る限り、おそらく後者ではないかと思われます。
しかしそれならなぜこんなに斜めに成長したのかなど。
謎は深まるばかり。
これを自分なりに考察するのがユーフォルビア オベサの醍醐味ですよね。
今回使用させていただいた鉢は、
古賀文博さんの鉢です。
※鉢はスタイリスト私物。