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2025/05/29 07:57


様々なユーフォルビア オベサを扱っていますが、ヴィンテージ カテゴリーはやはり別格です。




年輪かのように。
下の層が古く、上に行けば行くほど若くなります。

下半分は完全に木質化しています。




全体的に非常に固いのですが、木質化の部分はまるで鎧をまとっているかのように強固。




全体的に大きな捻れが生じ、原型をとどめていません。
画像のように自ら”キズ”を刻み捻じれていくさまは圧巻。




稀にですが、
「ぶつけたわけでもないのに白い液が...」

ユーフォルビア オベサの中でも唯一”捻じれオベサ”で見ることが出来る現象です。
画像のように白い液を垂らしながら徐々に捻じれていきます。

元気な個体になると一箇所にとどまらず、数か所同時に液を垂らしたり、吹いたりしながら捻じれます。




頭頂部の若い部分にも既に捻れが生じています。
このことからも捻れる遺伝子が強く組み込まれていることがわかります。




成長点付近も普通ではないですよね。
株全体がモンスト化した非常に希少なヴィンテージ オベサ。




今回は古賀文博さんの鉢とコーディネイトしました。
ヴィンテージ オベサとまるで発掘された縄文土器のような古賀さんの鉢との相性は言わずもがな。

※鉢はスタイリスト私物。