BLOG
2025/06/05 17:52

親株の土台をベースに三頭がほぼ同じ高さ、感覚で並んでいます。
まるで親株が王冠を被っているかのようなフォルム。
余談ですが、LIGHTHOUSE.PLANTSでは様々な円扇石化、円扇綴化を販売していますが何がどう違って何がレアなのか?
と、お問い合わせいただきます。
石化。
綴化。
石化とは、通常生長点は一つですが、二つ以上成長点が発生する現象を指します。
多頭も石化に属します(群生、仔吹は石化とは異なります)。
綴化とは成長点がなんらかの”異常”によって帯状に連なる状態を指します。
綴化することで形が歪になり、通常では見られない非常にレアな形状に育ちます。
ではどちらの方がレアなのか。
これは綴化の方がレアです。
石化は比較的目にしますが、綴化は数が少なくレアです。
更に綴化の多頭となるとレア度は増します。
これに”円扇”の要素が加わるともう一段レア度が上がります。
このレア度の基準は誰よりも海外実生のオベサを見てきたLIGHTHOUSE.PLANTSだからこそ設けられる基準。
単純にLIGHTHOUSE.PLANTSが過去に見たことがあるか無いかに尽きます。
過去に見たことがないものはレアと断言できます。
それがそのまま価格に反映されています。

それらを踏まえた上で今回ご紹介するユーフォルビア オベサ。
二頭はたまに見かけますが、三頭がこの間隔で綺麗に並ぶ円扇石化はあまり見たことがありません。

上から見た景観。
オベサではなかなか見られない景観です。
三頭が平均的に育つもよし。
不揃いに育つも良し。

今後の成長でもう一つ楽しめるポイントがあります。
三頭の内の一頭。
横から何やら顔を出しています。
これは稜?なのか?
仔吹く現象とは全く違います。
これがどのように育ち変化していくのか。
これを鑑賞できるのは飼い主になるあなただけです。
