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円扇石化が生み出す特異な広がり

この個体は、円扇石化の中でも特に珍しい「超扁平」なタイプ。

最大幅は約9cmに達し、上下よりも横方向に大きく広がった独特のフォルムをしています。

通常の石化オベサが持つ起伏や高さを抑えた造形で、まるで地表を這うような安定感がある一株。

二つの頂点が融合したダブルヘッド構造

中央部で二つの成長点が接合、フュージョンし、まるで双子のように並んだ構造を持ちます。

それぞれが独立した稜を形成しつつ、境界部で自然に融合しており、まさに「円扇石化×双頭体」という複合的な形質を示しています。

石化特有の連続的な稜の流れと、二頭がつくるリズムのある波状ラインが印象的。

柔らかな質感と愛嬌ある存在感

全体は淡いグリーンを基調に、木質化した下部が落ち着いたトーンを添えています。

硬質な構造でありながらも、丸みと対称性のバランスが絶妙で、どこか愛嬌を感じさせます。

コレクターにはたまらない一株です。

※鉢はスタイリスト私物

這是一株超扁平的布紋球「圓扇石化」雙頭個體。

寬度約9公分，橫向延展的形態非常特別。

兩個生長點自然融合，稜線連續且平滑，造型可愛又具有份量感。

是一顆兼具稀有性與親和感的收藏級個體。