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2025/11/18 17:21
円扇石化 二頭 ヴィンテージ オベサ

成長点の潰れによって分岐した二頭構造。
その基部には直径約9cmの超大株がどっしりと構え、上部の二頭は合計で約11.8cmに達する、圧巻の存在感を誇る個体。
木質化が語る“時間の重み”

親株全体が厚く木質化しており、実生からおよそ20年が経過していると推測されます。
この質感と風格は、長い年月を生きた個体にしか宿らないもの。
LIGHTHOUSE.PLANTSでは実生20年以上のオベサを「ヴィンテージオベサ」と定義しており、本株もその範疇に含まれます。
成長点潰れから生まれた二頭の造形



一度失われた成長点から、まるで再生するかのように立ち上がった二頭の仔株。
それぞれの稜線がねじれながら上へ伸び、左右非対称なバランスの中に生命の力強さを感じさせます。
下部の親株が静を、上部の二頭が動を象徴する、彫刻的なシルエット。
ヴィンテージとしての存在価値

およそ20年という時間が形に刻まれ、木質化の深みや質感の陰影が格別。
二頭の造形美とともに、長い時間を経て完成された“古のオベサ”です。
二頭の造形美とともに、長い時間を経て完成された“古のオベサ”です。
※鉢はスタイリスト私物
A rare vintage Euphorbia obesa featuring a split double-head formation that emerged from a damaged growth point.
The main body measures around 9 cm, while the two upper heads span approximately 11.8 cm in total width.
Completely covered in mature wood texture, this specimen is estimated to be over 20 years old from seed,
qualifying it as a Vintage Obesa under LIGHTHOUSE.PLANTS’ classification.
Its dual-head form and time-weathered surface give it a sculptural and profoundly organic presence.
這株布紋球成長點受損後分化出兩個子頭,
母株直徑約9公分、整體寬度約11.8公分,體型極為壯碩。
表面完全木質化,推估為實生約20年以上的老株。
在LIGHTHOUSE.PLANTS中屬於「Vintage布紋球」等級,
造型與質感兼具收藏價值。

