BLOG
2025/12/19 23:42
円扇綴化が生む横方向の造形
成長点が横方向へ大きく広がり、明確な円扇状の綴化を示す一株。
通常の球体的成長とは異なり、稜が横へ連続することで、彫刻的で量感のあるフォルムを形成しています。
仔にも現れる綴化の連続性
本体から発生した仔も同様に綴化しており、この株が持つ成長特性が明確に現れています。
偶発的な一部変異ではなく、株全体としての構造的な一貫性が感じられる点が大きな特徴。
ボトムからは想像できないトップの表情
ボトムは落ち着いた造形でありながら、上部では急激に情報量の多い綴化が展開する。
さらに角部には独立した成長点の一頭が確認でき、全体のバランスに強いアクセントを加えています。
※鉢はスタイリスト私物
This Euphorbia obesa shows a pronounced crested growth spreading horizontally from the growth point. The continuous ribs create a sculptural mass, giving the plant a strong three-dimensional presence. Even the offset displays crested growth, indicating a consistent growth character throughout the plant. While the base remains relatively calm in form, the top develops a highly complex structure, further emphasized by an independent growth point at the edge, adding depth and tension to the overall composition.
這株布紋球呈現明顯的圓扇綴化，成長點向橫向大幅展開，形成連續的稜線結構。仔株同樣出現綴化，顯示這並非偶然，而是整體成長特性的延續。底部造型相對平穩，但頂部卻聚集了大量結構變化，角落還可見一顆獨立成長點，使整株在視覺上更具層次與張力。
