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2026/03/06 21:47
確認された両性花という現象

今回ご紹介する株は、両性花の可能性が極めて高い(単なる雌雄同株ではなく、両性花であるという意味)、超大株のトリプルヘッド個体です。
植物においては、同一個体に雄花と雌花をつける雌雄同株という性質があります。
一方で、一つの花の中におしべとめしべを同時に持つ両性花という形態も存在します。
この株はこれまで視認できた花芽が常に雄花であったにもかかわらず、交配の痕跡なく種子が形成されました。
雌花を目視していない状態で結実していることから、単なる雌雄同株ではなく、両性花である可能性が極めて高いと判断しています。
オベサにおいて、このような現象を確認したのは初めての経験です。
理論上は存在し得ても、実際に手にし、観察し、種子形成まで確認できた個体は本株が初となります。
最大幅約14cmという超大株の構造完成度

最大幅は約14cm。
三つの頭はいずれも崩れのない最良型で、それぞれが完成された球体構造を保っています。
トリプルヘッドというだけでも市場流通は極めて限られます。
さらに超大株サイズ、加えて各頭が均整を保つ良型であることは偶然では成立しません。
長年にわたる安定生育と環境適応の積み重ねが、この構造を支えています。
単なる多頭個体ではなく、完成度の高い三頭構造です。
海外コレクターから継承された遺伝的価値

本株は海外コレクターの元でマザープランツとして管理されていた一株です。
優れた遺伝形質を残すため、交配母体として保持されてきました。
前オーナーも、雄花が確認されるにもかかわらず稀に種子が形成される現象を把握しており、両性花の可能性を示唆していました。
そして2月下旬、我々の目で実際に結実を確認しました。
超大株。
トリプルヘッド。
良型。
ヴィンテージ。
これだけでも十分に希少条件が揃っています。
そこに両性花という要素が加わることで、本株の存在価値は一段と明確になります。
幾度もの交渉を経て譲り受けた、LIGHTHOUSE PLANTSとしても特別な意味を持つ一株です。
This is an extra large triple-head mother plant with a very high possibility of being hermaphroditic.
Although only male flowers were visually confirmed, it produced seeds naturally.
This is the first time we have experienced such a phenomenon in Obesa.
Approximately 14cm in maximum width.
All three heads are well-shaped and structurally complete.
A special plant inherited from an overseas collector who maintained it as a mother plant.
Its rarity stands at the highest level.
這是一株極有可能為兩性花的超大三頭布紋球母株。
雖然肉眼只確認到雄花,卻自然結實。
在布紋球中是首次確認的現象。
最大幅約14cm。
三個頭部形態完整且均衡。
來自海外收藏家的母株。
稀有度極高。


